青切りってなんのこと?皮まで美味しいシークヮーサーの健康秘話

青切りってなんのこと?皮まで美味しいシークヮーサーの健康秘話

シークヮーサーとは、沖縄県のオーソドックスな柑橘系の植物です。果汁をジュースにしたり料理の調味料にしたりと様々な活用法があります。その中でも特に今、人気のある青切りについてもふれながら、その秘密を見ていきましょう。

青切りシークヮーサー

シークヮーサーは果肉以外にも多くの栄養素が含まれており、その中でも皮にはクエン酸・ノビレチン・ビタミンが多く含まれています。昨今人気の青切りシークヮーサーは、沖縄県産のシークヮーサーを皮ごと砕き果汁を絞り出す製法です。子供からご高齢の方まで幅広い人気を誇っています。

シークヮーサーの生態

シークヮーサーは奄美大島から台湾までに生息しており、沖縄県内では大宜味(おおぎみ)村、名護(なご)市、本部(もとぶ)町などで栽培されています。酸性土壌の水はけの良い山肌の傾斜地を好み、7月下旬から半年間の間が収穫時期になります。夏場から初秋にかけて酸味の強い青切り、秋の終わり頃から年末まではジュースのような加工品、年末から1月下旬までは完熟した食用として使われます。

青切りシークヮーサーの栄養素

青切りシークヮーサーに含有されているクエン酸はなんとレモンの2倍であり、疲労のもとになる乳酸の分解を促進させてくれます。柑橘系の果実の中でも、シークヮーサーはビタミンの量も非常に豊富です。

さらに、シークヮーサーの皮に含まれているノビレチンという栄養素は、血糖値や血圧の上昇を抑えることができるフラボノイドの一種になります。そのノビレチンは、その量がゴーヤーの約400倍も多く含まれているのです。シークヮーサーを青切りにする最大のメリットはここにあるでしょう。

青切りシークヮーサーの選び方

青切りシークヮーサーには色々な種類があります。他の柑橘系の果実が配合されているときもありますので、栄養価でこだわる場合はシークヮーサーに砂糖が入っていない物、原料100%の商品ラベルかを確認して選びましょう。

前述したように豊富なノビレチン含有量はシークヮーサーの売りの一つです。しかし、商品概要にどれだけ含まれているか表記されているものは少ないです。安全性に関してはもちろんのことですが、もし無添加果汁100%の表記や、栄養素の含有量まで詳細まで記されている商品があればそちらをチョイスすると良いでしょう。

まとめ

とてもヘルシーで味わい深い青切りシークヮーサーの特集でした。美容や健康食としてだけでなく、青切りシークヮーサーのジュースを炭酸で割ったりはちみつシロップを加えたり、果汁をサラダのドレッシングにしたりと色々な楽しみ方があります。この機会に是非、沖縄の伝統的な果物に触れてみてはいかがでしょうか?

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