海ぶどうの下処理から美味しい食べ方まで !

海ぶどうの下処理から美味しい食べ方まで !

沖縄料理のお店でふるまわれる海ぶどうは、プチプチの食感と沖縄の潮の香りがたまらない1品ですよね。最近ではオンラインショップで購入できることから、沖縄に行かなくても、その味を楽しむことができます。しかし、購入したもののどのように食べたらいいのかわからないという方のために、今回は海ぶどうの美味しい食べ方をご紹介しましょう。

新鮮な海ぶどうの見分け方

鮮やかな緑色(エメラルドグリーン)の艶がよく、1粒1粒がプリっとしたものが新鮮です。海ぶどうはA級、B級とランク分けされて販売されており、A級は、手作業で茎が取り除かれた、質の高い海ぶどうです。プチプチ感が強く感じられ、雑味のない上品な味わいが楽しめますので、見分け方がわからない場合は、ランクで見分ける方法もできます。

緑色が薄い海ぶどうがありますが、これは長時間光に当たっていないことで見られる状態です。味の違いはほとんどありませんが、気になるようであれば、透明袋に入れて蛍光灯の光を2時間ほど当てると緑色が復活します。ただし、直接日光に当てることは避けてください。

また、海ぶどうは暖かい沖縄で育ったことから、冷やして保存することはできません。常温で保存するようにしましょう。

下処理は簡単ですがやりすぎないのがコツです!

海ぶどうは以下のような手順で簡単に下処理ができます。簡単ではありますが、きれいにしようとやりすぎるのは禁物です。

〇汚れや海水の塩気を落とすため、食べる直前に水で洗い流します。この時、長時間水に浸すと食感が悪くなりますので、サッと洗い流すのがポイントです。

〇氷水に10秒ほどつけます。そうすることで食感がよくなります。

〇少しだけ食べてみて、塩分が強い場合は水に1~2分つける必要があります。水を替えて2~3回繰り返します。

海ぶどうの美味しい食べ方

下処理をしてベストコンディションになった海ぶどうは、プチプチ食感と塩味が醍醐味です。シンプルに三杯酢や土佐酢で食べるという方法もありますが、アレンジメニューでいただく方法をご紹介しましょう。

〇海ぶどうと野菜の和風サラダ

海ぶどうは下処理し、ミニトマトを半分に切り、レタスは食べやすい大きさにちぎります。セロリは葉と茎を分け、茎の筋を取り小口切りにします。野菜と海ぶどうを器に盛り、ノンオイルドレッシングをかけたら、上からかつお節をちらして完成です。

〇5分で作れる海ぶどう冷製パスタ

ボウルに海ぶどう、細かくしたパルミジャーノを入れて、マヨネーズで混ぜ合わせておきます。多めの塩を加えた、沸騰したお湯でカッペリーニを茹で、冷水で洗って水気を切ってから、ボウルに加えて混ぜ合わせます。お皿に盛り付けてブラックペッパーを振りかければ完成です。

〇海ぶどうとアボカドの簡単おつまみ

海苔の上にスライスしたアボカドをのせ、その上に海ぶどうをのせます。海苔でアボカドと海ぶどうをくるみわさび醤油をつけていただきます。

まとめ

今回は、海ぶどうの美味しい食べ方をご紹介しました。これまで海ぶどうを食べたことのない方や、また海ぶどうを食べたいという方も、基本的な食べ方やアレンジ料理で海ぶどうの魅力を味わってください。

 

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