沖縄生まれのシークワーサー、健康的な効能

沖縄生まれのシークワーサー、健康的な効能

みなさんは、沖縄生まれのシークワーサーについてご存知でしょうか。柑橘系の果物の仲間で、非常に健康的な食べ物として注目を浴びており、調理や食事にご利用いただければヘルシーライフの力強いサポートとなります。その効能について、見てまいりましょう。

シークワーサーに含まれる栄養素と、それらの効能とは?

 

沖縄の方言で酸味の意味「シー」と、食べさせるという意味「クワーサー」を名前の由来とし、ヒラミレモンとも称されるシークワーサー。大きさは約3cm前後、濃い緑色の皮に覆われ、味は酸味が強くほんのり苦みも含みます。それには、主に以下のような栄養素が含まれています。

1.ノビレチン

ポリフェノールの一種であるノビレチン。その効能は基礎代謝の活性化で、脂肪を燃やしやすい体質になり、肥満抑制の働きを持ちます。血糖値や血圧の上昇を抑え、血液に含まれる中性脂肪を分解する事で血流を良くし、成人病予防の効果を発揮します。

シークワーサーのノビレチンはミカンの10倍、皮に含まれる量はじつに400倍です。皮ごと飲み物やお酒などに漬けておくことで、その栄養成分が摂取できます。

2.クエン酸

疲労物質を取り除く作用を持つクエン酸。シークワーサーに含まれる量は梅干しの約1.6倍です。シークワーサー果汁を配合したドリンクは、スポーツ後や仕事終わりにさっぱりと飲めるのでおすすめです。

3.バイオフラボノイド

ビタミンPとも呼ばれるバイオフラボノイドには、ヘスペリジンというポリフェノールが含まれています。それには動脈硬化やがんなど多くの生活習慣病の原因となる活性酸素を排除する効果があるとされています。他にもヘスペリジンは、アレルギーや発がんの抑制、花粉症予防にも効果を期待されています。

4.ビタミンC

美容や疲労回復など幅広い効能があることで知られるビタミンC。壊れやすい性質を持つ栄養素ですが、シークワーサーで摂取する場合、前述したヘスペリジンがビタミンCを安定化させる効果を発揮します。それによってビタミンCの効能低下が防がれ、効率の良い摂取が可能となるわけです。

5.リモネン

ストレスを緩和し、血流をスムーズにし身体の代謝を向上させる効果を持つリモネンは、アロマセラピーで利用される柑橘系の精油にも含まれる成分です。シークワーサーの皮に多く含まれ、その香りが交感神経に作用しリラックス効果をもたらします。

まとめ

沖縄産のシークワーサーは果実として食するだけでなく、ジュース原液や調味料、その他加工食品など様々な形で商品化されています。アクセントの効いた味わいのみならず健康維持にも期待できるシークワーサー関連商品を、ぜひお試し下さいませ。

 

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