別名、「グリーンキャビア」とも呼ばれるほどの美味しさをもつ海ぶどうですが、お好みのタレを使ってさらに美味しさをアップさせることができます。プチプチとした食感がやみつきになる海ぶどう。今回は、その海ぶどうに合う様々なタレをご紹介したいと思います。
美味しく食べるための下処理
海ぶどうの下処理は難しくありませんが、鮮度を保つために注意点があります。まず、汚れや海水の塩気を落とすため、食べる分だけを水で洗い流します。このときの注意点ですが、あまり、長時間水につけると食感が悪くなってしまいます。サッと洗うのがポイントです。
水で洗った後は氷水に10秒ほどつけます。そうすることで食感が良くなります。少し食べてみて、塩気が強いと感じた場合は、水を替えることを2~3回繰り返します。
まずは定番タレ三杯酢の作り方
沖縄の定食屋さんなどで海ぶどうが出るときは、三杯酢が使われていることが多いものです。海ぶどうの潮の香りと、酢の味わいが絶妙にマッチしていて、食欲の衰える暑い夏でもスーッと喉を通り抜けていきます。それでは、三杯酢の作り方をご説明しましょう。
(材料) 〇酢:大さじ3 〇砂糖:大さじ2.5 〇醤油:大さじ1
(作り方) ボウルに材料を入れて混ぜ合わせれば完成です。
海ぶどうと合うタレ
大量の海ぶどうを購入し、三杯酢で飽きてしまったという方もいらっしゃることでしょう。そのような方に向けて、三杯酢以外のタレをご紹介します。
シークワーサー香る海ぶどうのタレ
こちらは、沖縄を代表する柑橘類、シークワーサーを使用したタレです。シークワーサーの酸っぱさと香りが、海ぶどうとマッチします。
(材料) 〇醤油:大さじ2 〇だし汁:大さじ2 〇シークワーサー:1/4個 〇米酢:小さじ2
(作り方) 醤油・だし汁を小鍋に入れます。沸騰したら火を止め、シークワーサー・米酢を加えて出来上がりです。
意外と旨い海ぶどうのマヨネーズタレ
海ぶどうには、和風のタレが合うのは皆さんご存知の通りです。ですが、意外にもマヨネーズをかけて食べるとお子さんも食べやすくなります。
(材料) 〇ポン酢:小さじ1 〇マヨネーズ:小さじ1
(作り方) 海ぶどうを盛り付けた小鉢に、材料のポン酢とマヨネーズをかけたら出来上がりです。
タレではなくてドレッシングでも
例えば、サッと焼いたサーモンと海ぶどうの和え物ですと、その上からバジルドレッシングをかけると一味違った海ぶどうが味わえます。また、海ぶどうはオリーブオイルとの相性も良く、海ぶどうの食感と塩味が引き立ちます。オリーブオイルに醤油を少しと柑橘類を少し混ぜても美味しくなります。
まとめ

海ぶどうは本来、塩味がきいていることから、薄い味付けでも美味しく召し上がれます。海の宝石と呼ばれる海ぶどうは、その食感も楽しめます。大量に購入した場合は、様々なタレを試してみて、海ぶどうの食感と共に楽しんでみてください。
