ゴーヤ茶を飲んで生活習慣病を改善し、ダイエットをする!?

ゴーヤ茶を飲んで生活習慣病を改善し、ダイエットをする!?

 目次
ゴーヤをお茶にするメリットとは
ゴーヤ茶にはどんな健康効果があるのか
ゴーヤ茶の「モモルデシン」「チャランチン」という成分の効果が凄い!?
黄色くなったゴーヤは食べることができる!?
ゴーヤ茶の出がらしも使える!?
ゴーヤ茶はカフェインが含まれていない!?
ゴーヤ茶を飲むときの注意点
過剰摂取によるカリウムのとりすぎに注意が必要!?
ゴーヤ茶の保存方法
ゴーヤ茶の価格
ゴーヤ茶で長年悩んでいた下痢が治った!?
まとめ

ゴーヤには生活習慣病を予防する効果や、ダイエット効果があるということがわかっています。ゴーヤを生で食べたり、調理して食べたりしてもいいのですが、どうしても苦みなどのクセが気になる方もいます。そんな方にオススメしたいゴーヤ茶をご紹介します。

ゴーヤをお茶にするメリットとは

ゴーヤとは沖縄の方言で、「にがうり」のことを指します。ゴーヤは独特の苦みがあるため、苦手だという方も多いのではないでしょうか。しかしゴーヤにはさまざまな健康効果がありますので、ゴーヤを摂取しないのはもったいないです。

そこでオススメなのが、ゴーヤ茶です。ゴーヤをお茶にすると、あの独特な苦みは無くなり、ほうじ茶のような味わいになるので非常に飲みやすくなっています。そのほかにも、ゴーヤをお茶にするメリットがあります。

ゴーヤをお茶にすると、一度に摂取できる栄養素が増えます。ゴーヤ茶の栄養を生のゴーヤと比較してみると、カリウムが約15倍に、カルシウムは約18倍に、鉄分にいたっては約27倍にも増えています。

ゴーヤ茶は、「健康を気になるけれどもゴーヤが苦手な方」にピッタリのお茶であるといえるでしょう。

ゴーヤ茶にはどんな健康効果があるのか

ゴーヤ茶には、美容・健康に役立つ効果・効能があります。おもな効能を以下にご紹介します。

〇糖尿病を予防する効果

〇胃の調子を整える効果

〇腸の調子を整える効果

〇脂肪燃焼によるダイエット効果

〇美肌効果

〇夏バテ解消効果

〇血糖値を下げ、安定させる効果

〇肝臓の機能を向上させる効果

〇悪玉コレステロール値を下げる効果

〇血液をサラサラにする効果

〇血圧を正常にコントロールする効果

〇疲労回復効果

〇動脈硬化を防ぐ効果

〇免疫力を高める効果

〇がんの予防

上記がおもな効果・効能になります。

ゴーヤ茶の「モモルデシン」「チャランチン」という成分の効果が凄い!?

ゴーヤの注目すべき成分として、「モモルデシン」と「チャランチン」という成分があります。それぞれどんな特徴があるのか、以下に解説していきます。

モモルデシンの特徴

モモルデシンは、ゴーヤの苦み成分です。この苦みを嫌がる方が多いと思われますが、じつはこの苦味成分モモルデシンこそ、ゴーヤの健康効果の中心なのです。

モモルデシンには、肝機能を高める効果・血糖値を降下させる降下・コレステロール値を下げる効果などがあります。また、血圧が高めの場合は血圧を下げ、血圧が低めの場合は上げるというように、血圧をコントロールする働きがあります。

血液をサラサラにする効果もありますので、動脈硬化を予防し、生活習慣病の改善をはかる効果も期待できます。

チャランチンの特徴

チャランチンは脂溶性のタンパク質になります。血糖値を下げる働きをするホルモンは、「インスリン」だけですが、チャランチンは「植物インスリン」と呼ばれるほど、インスリン分泌をサポートしてくれます。

血糖値を下げるインスリンに作用するだけではないのが、チャランチンの凄い所です。チャランチンは、血糖値を上げるホルモンである「グルカゴン」のサポートまでもこなしてくれるのです。

これによって、チャランチンは血糖値が高すぎるときは下げ、血糖値が低すぎるときは上げるといった作用があると期待されています。またチャランチンには血糖値をコントロールするだけでなく、血中のコレステロールを下げる働きもあります。

黄色くなったゴーヤは食べることができる!?

黄色くなったゴーヤは完熟した状態であり、食べることができます。ほのかに甘味もあるので苦みが苦手な方には食べやすいかもしれません。ただし、腐っていないか注意が必要です。

腐っているときは、異臭がしたり、表面に白くカビが生え始めていたり、触るとぶよぶよしたりしています。このような状態のときは、食べるのはやめておきましょう。

ゴーヤ茶の出がらしも使える!?

ゴーヤ茶の出がらしも捨ててしまうのは、勿体ないということがわかりました。出がらしを「佃煮」にしたり、ご飯と一緒に炊いて「炊き込みご飯」にしたりすると美味しく食べられます。

一旦お茶になっているということで、ゴーヤ特有の苦みも感じられずに食べることができます。出がらしまでも消費できるゴーヤ茶は、経済的でありがたい存在です。

ゴーヤ茶はカフェインが含まれていない!?

ゴーヤ茶には、カフェインは含まれていません。胃が弱いなどの理由でカフェインが苦手な方・妊婦さん・お子様でも安心して飲むことができます。また、さらに飲みやすくするにはホットで飲むよりも、アイスで飲むほうが飲みやすくなります。

ゴーヤ茶を飲むときの注意点

ゴーヤ茶には多くの健康効果が期待できますが、たくさん飲むことによって健康効果が過度に増すわけではありません。では、どれくらい飲むのが良いのかという目安ですが、一日5杯~6杯くらいが適量といえます。

一度に一日の摂取量を飲んでしまうのではなく、一日数回に分けて飲むように心がけましょう。

過剰摂取によるカリウムのとりすぎに注意が必要!?

ゴーヤにはカリウムという成分が含まれています。カリウムも適量の摂取であれば、むくみの解消といった健康効果が得られます。しかし過剰に摂ってしまうと、カリウムがうまく排出されずに高カリウム血症となる恐れがあります。

特に、腎臓の病気を抱えていたり、医師からカリウムの摂取量について指導されていたりする場合には注意が必要です。

ゴーヤ茶の保存方法

ゴーヤ茶は湿気を吸ってしまわないように、密閉できる袋や容器に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。ゴーヤ茶の賞味期限は、製造から1年とされているところが多いようですが、開封後はできるだけ早く使い切るようにしましょう。

ゴーヤ茶の価格

ゴーヤ茶の価格はゴーヤの生産地によって、違ってきます。外国産のゴーヤを使用している場合は、比較的安くなっています。国内産のゴーヤを使用している場合は、外国産のものと比べ、高くなる傾向にあるようです。

しかし国内産のゴーヤを使用しているお茶の場合、ゴーヤの質にもこだわっているので安心です。ゴーヤ茶の出がらしまで佃煮にして利用できるので、高い質のゴーヤ茶でもコストパフォーマンスは悪くはないでしょう。

長く続けるものなので、ゴーヤの原産地や質で、ゴーヤ茶を選ぶことをオススメします。

ゴーヤ茶で長年悩んでいた下痢が治った!?

ゴーヤ茶には整腸作用がありますので、ゴーヤ茶を愛用して、長年悩んでいた便秘や下痢といった不調が改善されたとの声も、よく聞かれます。個々の体質にもよりますが、続けることによる効果はあるようです。

まとめ

ゴーヤ茶には、「モモルデシン」や「チャランチン」といった成分により、多くの美容・健康効果が得られることがわかりました。ゴーヤ茶にすることで苦みも無くなり、ほうじ茶のように飲みやすくなります。

ゴーヤを苦手とする方・カフェインを摂ることができない方にもオススメしたいのがゴーヤ茶です。ゴーヤ茶は飲むだけで終わりにするのではなく、出がらしも料理の材料としてアレンジできるので、ぜひ試していただきたいです。

美容・健康のためにゴーヤ茶をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

 


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