バイクの人気が高まる中、「沖縄をバイクでツーリングしてみたい!!」と思う方は、決して少なくないでしょう。では実際、沖縄でバイクツーリングを楽しむにはどうしたらいいでしょうか?バイクのレンタル・ツーリングスポット・必要な準備などをご紹介します。
沖縄では歴史的バイクブーム!?
最近、沖縄ではバイクが流行しています。密を避ける生活を強いられ、全国的にバイク人気が高まってきていますが、沖縄も例外ではありません。沖縄の交通機関ですが、電車などが走っておらず、もともとクルマ社会です。
移動には、車やバイクを使用することが、おのずと多くなります。そんななか、移動の足として、バイクでの移動が盛んになりました。観光客のレンタカー・レンタルバイクの利用も盛んになっているとのことです。
【まずこれを準備!】ツーリング前に準備をしておきたいこと
沖縄でバイクツーリングをするにあたり、「服装」や「交通ルール」など、知っておくと良いことがいくつかあります。詳しくご紹介していきます。
服装・装備について
沖縄は本土と比べて、年中暖かく過ごしやすくなっています。気候も暖かく、開放的な気分にもなるため、ついつい半袖・半ズボンなどの軽装で走りたくなりますが、それはできるだけ控えましょう。
沖縄の日差しはとても強いです。沖縄に住んでいる人は日焼けしないよう、とても気を配っています。ツーリングで肌をさらしていると、日焼けのダメージが酷く、身体も疲れやすくなります。
そして、万が一転倒をしたときに、半袖・半ズボンではダメージが大きくなってしまいます。楽しく、安全にツーリングを楽しめるよう、長袖・長ズボンを着用し、できるだけプロテクターなども着用することをオススメします。
季節ごとの服装について
【1月~2月頃】:気温は10℃~20℃となっています。本土と比べて暖かそうではありますが、海風が冷たく感じられるので、防寒着は必要です。しっかりとした防寒対策を行いましょう。
【3月~4月頃】:少しずつ、暖かく感じられます。しかし、まだ肌寒いと感じるころなので、体温調節ができるアウターなどは必要です。
【5月~6月頃】:梅雨の時期に入ります。天候が崩れて危険が増すので、ツーリングには向かない期間と言えます。この時期は、できるだけ避けることをオススメしますが、どうしてもツーリングをするという時には、雨具などを用意し、気象情報には注意をしてください。
【7月~9月頃】:暑い日が続きます。強い日差しが降り注ぎますので、日焼け対策は重要です。肌をさらさないように、長袖・長ズボンを着用することをオススメします。この時期、沖縄では突然のスコールに襲われることもあります。レインウエアの用意も必要です。
【10月~12月頃】:朝晩の寒暖差に気をつけるようにすれば、それ以外は暖かいです。天候も安定し、晴れ間が続くことも多いので、ツーリングには最適の時期といえるでしょう。長袖・長ズボンを着用し、体温調節ができるアウターを用意しておきましょう。
沖縄の道路事情に注意!!
沖縄の道路は、アスファルトに石灰岩が混ぜられています。時間の経過とともに、道路表面が滑りやすくなっています。また、沖縄の強い日差し・海からの塩害などの影響によって、道路の劣化が早く、さらに滑りやすい状況をつくっています。
雨の日の運転はできるだけ避け、どうしても乗る場合には、道路の滑りやすさを考慮し、転倒しないように気を付けて運転しましょう。また、道路が滑りやすいと、ブレーキの利きも悪くなっています。前の車との車間距離を、充分とるように心がけましょう。
沖縄でバイクツーリングをする手段は?
沖縄でツーリングをする際、自分が所有するバイクで行くか、もしくはレンタルバイクを利用するか、どちらかがほとんどだと思います。どのようにしたら良いのか、それぞれご紹介します。
自分が所有するバイクでツーリングをする場合
じっくりと長い時間をかけて旅をしたいという方は、自分が所有するバイクで、沖縄を巡りたいとお考えのことでしょう。自分の所有するバイクで沖縄を巡る場合、考えられる方法の一つが「鹿児島まで自走し、そこからフェリー」という方法です。
本土から沖縄にバイクで乗り入れるには、この方法しかないようです。このほかの方法として挙げられるのが、「バイク輸送」です。こちらは、当然ながら費用がかかるようですが、長い期間沖縄に滞在する予定であるならば、それほど高くはないでしょう。
全国各地の提携しているバイクショップから、申し込みが可能とのことです。
レンタルバイクを利用する場合
沖縄には、レンタルバイク店が何店舗かあります。那覇空港の近くにも借りられるところがあるので、飛行機を利用して沖縄に到着し、そのあとはバイクで巡ることも可能です。
料金も、さほど高くないところがほとんどのようで、レンタル期間が長くなるほどお得に利用できることもあるようです。ヘルメットやレインウエアなども、別途料金がかかるものの、借りることができるので便利です。
沖縄でバイクツーリングに訪れるならここ!!
「ツーリングの目的地にしたい!!」そんな場所をいくつかご紹介します。
沖縄北部「A&W名護店」
沖縄を中心に店を構える「A&W」。通称「エンダー」と呼ばれるファストフード店です。アメリカのドライブインを感じさせる”アメリカンテイスト”な店舗は、ぜひバイクで訪れたいところです。
サンドやバーガーが美味しく、天気が良い日にはライダーで賑わっています。沖縄のソウルフードをぜひ味わってみてください。
【A&W名護店 店舗情報】
住所:〒905-0021 沖縄県名護市東江5-16-12
TEL:0980-52-4909
沖縄中部「海中道路」
あたり一面海で、まるで海の上を走っているように感じられる「海中道路」。「海中道路」と効くと、海の中にトンネルがあって、そこを走るかのように思えますが、そうではありません。
浅い海域に土手が作られ、その上を道路が敷かれています。海面と近い所を走るので、まるで海の上を走っているかのような気分になれるのです。バイクで走れば、海の上を飛んでいるようかの気分になれるでしょう。
海中道路の途中には、「道の駅」もあります。ツーリングの途中で休憩するには、オススメの場所となっています。
【海中道路・海の駅あやはし館 詳細情報】
住所:うるま市与那城屋平4番地
TEL:098-978-8830
沖縄南部「ニライカナイ橋」
ここもまた、絶景の中を走り抜けることができるスポットです。橋の周りは、ぐるっと青い海が広がっています。神の島と呼ばれる「久高島」も望むことができます。程よいカーブがあるので、ドライブしていても楽しい場所です。
【ニライカナイ橋 詳細情報】
住所:沖縄県南城市知念吉富
TEL:098-917-5387
まとめ
美しい海と暖かい気候、そんな沖縄をバイクで走ってみたい!とバイク乗りなら一度は思うのではないでしょうか。沖縄には、期待を裏切らない絶景スポット・観光スポットが多数あります。
レンタルバイクもあるので、手軽にツーリングも楽しめます。着装については、本土と違うところがあるので、季節に合ったものを、軽装で済ませずに充分な準備をしておきましょう。
沖縄を本格的に巡ってみたい方は、自分の所有するバイクと一緒にフェリーで沖縄を訪れることができます。自家用バイクでもレンタルバイクでも、沖縄ツーリングをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。