沖縄の絶景スポット「浜比嘉大橋」と周辺観光地

沖縄の絶景スポット「浜比嘉大橋」と周辺観光地

 目次
神の島「浜比嘉島」と「平安座島」を結ぶ大事な橋「浜比嘉大橋」
「浜比嘉島」の入り口にある「浜漁港緑地公園」には展望台も!
神の島とよばれる「浜比嘉島」
浜比嘉島から浜比嘉大橋を渡った先にある「平安座島」
沖縄本島と平安座島を結ぶライフライン「海中道路」
休憩しながら絶景も楽しめる「海の駅あやはし館」
うるま市にある世界遺産「勝連城跡」

沖縄県のうるま市に、沖縄県民もオススメする絶景スポットがあります。浜比嘉島から本島へと繋ぐ「浜比嘉大橋」とその周辺です。これら沖縄屈指の絶景スポットなどを、詳しくご紹介していきます。

神の島「浜比嘉島」と「平安座島」を結ぶ大事な橋「浜比嘉大橋」

 浜比嘉大橋

 

浜比嘉島

 平安座島

沖縄県うるま市に、神の島と呼ばれる「浜比嘉島」という島があります。その「浜比嘉島」と「平安座島」へと結ぶ橋、「浜比嘉大橋」。1997年2月に開通しました。橋の全長は1.43kmあります。

この「浜比嘉大橋」を渡って「平安座島」へ行き、その後「海中道路」をつたって本島へと向かうことができる浜比嘉島民のライフライン。島民にとっては無くてはならない橋です。

この「浜比嘉大橋」周辺は、沖縄県民も各地から訪れる絶景スポットといわれています。橋の上から360度全方向に見える景色は、澄んだコバルトブルーの海。まるで海の上を走っているかのような、爽快なドライブコースといえます。

橋からは「平安座島」・「浜比嘉島」、「海中道路」や「勝連半島」が望めます。橋の上は、駐停車禁止となっています。この景色をゆったりと楽しみたい場合は、自転車や徒歩がオススメです。

海中道路に「海の駅 あやはし館」がありますが、そちらで自転車がレンタルできます。もしくは平安座島や浜比嘉島にある駐車場にクルマを停めて、徒歩で景色を楽しみましょう。

「浜比嘉島」の入り口にある「浜漁港緑地公園」には展望台も!

「浜比嘉大橋」から「浜比嘉島」に入ったところに、「浜漁港緑地公園」があります。海側に展望台が設置されています。この展望台から望む景色もまた、絶景スポットです。勝連半島や、平安座島へと続く「浜比嘉大橋」をゆったりと眺めることができます。

神の島とよばれる「浜比嘉島」

 アマミチューの墓

アマミチューの墓

アマミチューの墓賽銭箱

 

「浜比嘉島」は、神の島とよばれるほど神聖な島とされています。沖縄は以前「琉球王国」とよばれていましたが、その琉球を創ったとされる神「アマミキヨ(アマミチュー)」が眠る島といわれています。

子宝・豊作・開運を祈願するために多くの方々が訪れる、パワースポットとしても有名です。「浜比嘉島」のいたるところに拝所があります。「浜比嘉島」を訪れる際には、心静かに神聖な気持ちで巡ってみましょう。

浜比嘉島のパワースポット「シルミチュー」

上への階段が続く

琉球を創った「アマミキヨ」と「シネリキヨ」という男女の神が降りた場所であるとされる「シルミチュー」。「アマミキヨ」と「シネリキヨ」がここを居住地としたことによって、琉球の人々が増えていったという言い伝えがあります。

「アマミキヨ」と「シネリキヨ」はここで居を構え、子育てをしたとも伝えられています。それにあやかって、子宝に恵まれるようにと祈願する人々が訪れるようにもなりました。

もずく漁が盛んな「浜比嘉島」

浜比嘉島ではもずく漁が盛んで、島のいたるところで、民家にぶら下がる網を見かけます。「勝連もずく」の養殖も、この島で行われています。5月には収穫のピークを迎えるので、「生もずく」を求める人が大勢、島に訪れます。

沖縄の古民家が立ち並ぶ光景も、見どころのひとつです。沖縄らしい赤い瓦屋根を見ることができます。マナーを守りつつ散策してみるのも良いでしょう。

浜比嘉島から浜比嘉大橋を渡った先にある「平安座島」

 石油コンビナート

「平安座島」は、勝連半島と浜比嘉島の間にある島です。島には石油コンビナートが並んでおり、石油の輸送のために、沖縄本島へ繋がる「海中道路」がつくられました。

深い青の海の中に、石油タンクが並ぶ島。独特な雰囲気を醸し出す、珍しい島です。島の中の「平安座西公園」・「平安座漁港」などを、レンタサイクルで巡るのもオススメです。石油コンビナートが立ち並ぶ光景など、一見の価値があります。

沖縄本島と平安座島を結ぶライフライン「海中道路」

海中道路

海中道路」と聞くと海の中トンネルがあって、その中を走っていくような想像をするかと思いますが、そうではありません。浅い海域に土手を築いて、そこに全長4.75kmの道路が作られています。1972年に開通しました。

「浜比嘉大橋」よりだいぶ早く開通しているのは、石油を輸送するためであるといわれています。

この「海中道路」は、海面に近い場所に道路が作られているので、まるで海を走り抜けるような爽快なドライブが楽しめます。沖縄県民も訪れるという、これまた絶景ロードです。

「海中道路」から「浜比嘉大橋」へと、海の上のドライブを満喫できる日本屈指のドライブコースといえるでしょう。

休憩しながら絶景も楽しめる「海の駅あやはし館」

海の駅あやはし館

海の駅 入口

また海中道路には、「海の駅あやはし館」があります。琉球王国時代から存在する、マーラン船をかたどった建物が特徴的です。1階には特産品の販売所があり、沖縄県産のお土産や地元うるま市の特産品などが売られています。

2階には、「海の文化資料館」があります。周辺地域の民俗・海に関する歴史的資料が展示されており、それらを入場無料で自由に見学することができます。

マーラン船などの木造船や漁業で使われてきた道具などが展示されており、大人から子どもまで楽しんで学ぶことができるでしょう。その他にもレストランなどが併設されており、沖縄の郷土料理が楽しめます。

ここでも絶景を望むことができます。資料館前にデッキスペースがありますが、こちらが絶景スポットといわれています。休憩がてら、のんびり周辺を眺めてみるのもオススメです。

マーラン船

 

 マーラン船横

船の模型

 

 

うるま市にある世界遺産「勝連城跡」

 

城跡

 

世界遺産「勝連城跡」もまた、うるま市にある絶景スポットです。「世界遺産最古の城」を一目見ようと、毎年多くの観光客が訪れています。琉球王国時代の城(グスク)で、今は城跡となって城の土台の石積みが遺されています。

高く積み上げられた石の壁や階段などは、日本に数多くある城とは違い、琉球王国らしい造りになっています。城跡の美しさもさることながら、ここから見える光景はまさに圧巻です。

毎週水曜日の午後には、無料で参加できるガイドツアーもあります。より深く歴史に触れながら、最古の面影を感じ取れる時間も楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

「浜比嘉大橋」を中心に、うるま市の絶景スポットをご案内いたしました。浜比嘉大橋の先にある「浜比嘉島」には、沖縄を創ったとされる神「アマミキヨ」と「シネリキヨ」が眠っているとされています。島全体を覆う神秘的な空気から、清々しい気持ちにさせられます。

「平安座島」では、石油コンビナートが立ち並ぶ景色も見ることができます。現代と過去の混沌とした空気から、なんとも不思議な気分にさせられる、幻想的な風景を感じることができます。

「海中道路」からは、見渡す限りの真っ青な海を望むことができます。ドライブするだけで、まるで海の上を走っているかのような爽快な気分が味わえます。

世界遺産である「勝連城跡」では、琉球王国の歴史ストーリーを感じることができます。周辺の壮大な景色は、まるで歴史の人物になったかのように、雄大な気持ちにさせられます。

歴史と現代を併せ持った壮大な景色を、ぜひ一度たっぷりと堪能してみてはいかがでしょうか。


浜比嘉大橋を通る動画

浜比嘉の標識

資料館デッキスペース

浜比嘉大橋から見た風景

 



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