沖縄の「ニトベギク茶」の効能とは??

沖縄の「ニトベギク茶」の効能とは??

 目次
「ニトベギク茶」とは?「ニトベギク」の別名とは?
「ニトベギク茶」の成分「ポリフェノール」の効果・効能とは
「抗酸化」とは
抗酸化物質とは
「良薬は口に苦し」である「ニトベギク茶」の味
一日どれくらいの量を飲んだらいいのか? 一日の摂取量目安
どれくらいの頻度で「ニトベギク茶」を飲めばいいのか?
「ニトベギク茶」の気になる副作用は?

沖縄に育つ「ニトベギク」。キク科の植物なのですが、ご存じの方は少ないのではないでしょうか? この「ニトベギク」のお茶、健康効果が注目され始め、美容・健康維持に飲んでいる方も増えてきました。そこで、「ニトベギク」の効果・効能について調べてみました。

「ニトベギク茶」とは?「ニトベギク」の別名とは?

「ニトベギク」とはキク科の植物で、日本では別名「コウテイヒマワリ(皇帝向日葵)」と呼ばれています。漢名では「種柄菊」といわれています。原産地は中央アメリカ・北アメリカ・メキシコとされています。

「ニトベギク」は多年草です。多年草とは、一度種を撒いたり、植え付けを行ったりした後に2年以上「開花→実(種)がなる」を繰り返すような植物のことをいいます。熱帯・亜熱帯地域など、暖かい場所で育ちます。

強い太陽の光を、一日中浴びられるような場所にしか育たないような植物で、熱帯であればどこでも育つというものでない貴重な植物です。

近年になって、アメリカ・ドイツ・ベルギー・中国などで薬効効果の研究が進められるようになりました。メキシコでは古くから、「ニトベギク」を治療のために使用していたといわれています。

「ニトベギク」という名前の由来は、元五千円札の顔であった「新渡戸稲造」が日本に持ち込んだことから、そのように呼ばれるようになったということです。

「ニトベギク」は低木のようになる頑丈な植物です。高さは3m以上にもなる程、背の高い植物になります。「ニトベギク」の葉は、長さ20㎝ほどにもなります。この葉を使って「ニトベギク茶」は作られます。

「ニトベギク茶」は最近では、「糖尿病」「ダイエット」に効果があるといわれています。薬とまで認定されていませんが、高い健康効果・効能があることは認められているとのことです。

「ニトベギク茶」の成分「ポリフェノール」の効果・効能とは

「ニトベギク茶」には、「ポリフェノール」が豊富に含まれているということがわかりました。「ポリフェノール」はほとんどの植物に存在する、「苦み・色素」成分です。「ポリフェノール」は現在わかっているだけでも、「8000種類」を超えるといわれています。

「ポリフェノール」とは植物が光合成するときに、生成される「抗酸化物質」になります。植物自身が、紫外線・乾燥・害虫・塩分・周囲に生息する菌などのストレスから身を守るために作られています。

「ポリフェノール」がもつ「抗酸化作用」は、人間の身体にも高い効果を発揮してくれます。人間の体内で生成される「活性酸素」を取り除く働きがあります。

「活性酸素」は体内の「脂質」をサビつかせてしまい、「過酸化脂質」(過度にサビついてしまった脂質)という物質に変えてしまいます。免疫機能の低下や老化に関係あるといわれています。

具体的には、「動脈硬化を起こす」・「がんなどの疾患を招く」・「しみ・シワの原因となる」などの不調に繋がります。

「ポリフェノール」を豊富に含む食品を定期的に摂取して「活性酸素」を取り除き、これらのng>リスクを減らすように心がけていきましょう。

「抗酸化」とは

私たちの身体は酸素が必要です。そのため呼吸をして体内に酸素を取り込みます。取り込んだ酸素を使ってエネルギーに変えているわけですが、取り込んだ酸素の一部が「活性化」し、「活性酸素」に変わります。

取り込んだ酸素の約1%~3%が「活性化」し、「活性酸素」になっています。「活性酸素」にも役割はあります。体内に入り込んだウイルス・細菌などの「病原微生物を撃退」してくれるというものです。

ただその分、「活性酸素」の酸化力はとても強く、過剰に増えた「活性酸素」が「健康な細胞を攻撃」してしまうことがあります。増えすぎた「活性酸素」は、老化・がん・しみ・シワ・糖尿病・脂質異常症・動脈硬化の原因となってしまうのです。

「活性酸素」は加齢とともに増えるといわれていますが、それ以外にもストレス・食品添加物・タバコ・激しい運動・多量飲酒・紫外線などが「活性酸素」増加の原因になっています。

これらは体内を「活性酸素」がサビつかせて起こっています。それをサビつかせないようにするのが、「抗酸化」であり「抗酸化作用」といわれています。

通常、「活性酸素」は体内の「酵素」によって分解され、無毒化されます。しかし「活性酸素」の生成量が多すぎると、その分解が間に合わなくなってしまいます。そこで頼りになるのが「抗酸化物質」です。

「抗酸化物質」もまた、「活性酸素」を無毒化してくれます。

私たちの身体は加齢とともに、「抗酸化」の働きが弱まる傾向にあります。そのため「抗酸化物質」を補って、「活性酸素」から必要以上の攻撃を受けないようにすることが大切になります。

抗酸化物質とは

私たちの身体が、「活性酸素」に攻撃(酸化)されそうになったとき、「抗酸化物質」は自らが代わりに酸化されてくれます。「抗酸化物質」は自らの身体を犠牲にして、身代わりとなり、「酸化」されるのです。

それにより、私たちの身体は酸化されずに済みます。「抗酸化物質」とは、まさに自らを犠牲にしてまで戦うヒーローのような存在なのです。

「良薬は口に苦し」である「ニトベギク茶」の味

「ニトベギク茶」には、抗酸化物質である「ポリフェノール」が豊富に含まれていることがわかりました。ヒーローである抗酸化物質の「ポリフェノール」は、植物の「苦み・色素」成分にあたります。

それにより、「ニトベギク茶」はとても苦いお茶ということになります。効果が高い分、苦みがきつくなるのですね。まさに「良薬は口に苦し」といえます。「ニトベギク茶」を飲まれている方にお話を聴くと、「最初は苦みがきつく感じるが次第になれていく」とのことでした。

慣れるまでは、薄めて少しずつ飲むと良いかのもしれません。

一日どれくらいの量を飲んだらいいのか? 一日の摂取量目安

ポットに茶葉を2~3g入れて、200~230ccの熱湯を注ぎ、5~6分待つと出来上がりです。

これを「一日1杯~2杯」飲むくらいで、充分な効果・効能が得られます。

どれくらいの頻度で「ニトベギク茶」を飲めばいいのか?

「ニトベギク茶」の有効成分「ポリフェノール」は、水に溶けやすい性質があります。その分、吸収が比較的早くてすぐに効果を発揮しますが、長時間効果が持続しません。一日の適正摂取量を、「毎日飲み続ける」ことをオススメします。

ニトベギク茶」の気になる副作用は?

大きな副作用の報告はされていません。どなたでも飲んで頂けるお茶ではありますが、妊娠中の方・授乳中の方・持病をお持ちの方は、念のため医師・薬剤師に相談されることをオススメします。

まとめ

「ニトベギク茶」には抗酸化物質である「ポリフェノール」が豊富に含まれていることがわかりました。メキシコでは古くから、治療に利用されていたとのことです。最近になってさまざまな国がその効果・効能に気づき、さらなる研究が進んでいます。

私たち人間の身体は、放っておいても加齢とともに体内がサビつき、老化や病気へと繋がってしまいます。抗酸化物質の「ポリフェノール」を補って、若さと健康を保っていきましょう。

 


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