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ノニに含まれる成分とは ノニの美容・健康効果 ノニを摂取するときの注意点 ノニ茶の味 ノニ茶のカフェインについて 沖縄のノニについて ノニの利用方法 「神様からの贈り物」と呼ばれる貴重なハーブ まとめ |
「生活習慣病を改善したい」「感染症を予防したい」「お肌をキレイにしたい」など、カラダに関するお悩みはありませんか？ 全く悩みがないという方は、ごく少数だと思われます。ノニ茶には、これらのお悩みを解決する効果が期待されています。そんなノニ茶についてご紹介していきます。
ノニに含まれる成分とは
ノニ茶には、美容・健康に効果を発揮する成分が豊富に含まれています。以下にご紹介します。
〇ビタミンC
〇ビタミンB群
〇カリウム
〇カルシウム
〇アミノ酸
〇βーカロテン
〇プロキセロニン
〇スコポレチン
〇モリンジン
〇テルペン
〇オレイン酸
〇リノール酸
などが美容・健康に役立つといわれる成分です。ノニには他にも多くの栄養素があり、健康効果については未知数です。
ノニの美容・健康効果
ノニには、以下のような効果が期待されています。
生活習慣病の予防・改善
血中の悪玉(LDL)コレステロールが増加すると、高血圧や動脈硬化が起こる可能性が高くなります。ノニに含まれる「ビタミンC」は、悪玉(LDL)コレステロールを減らしてくれる働きがあります。
ノニに含まれる「スコポレチン」は血管を拡げ、血管そのものに弾力を与えてくれるので、血管が硬くなってしまうのを防ぎます。「カリウム」はナトリウムの排泄を促して、血圧の上昇を抑えてくれます。
これらの効果が、高血圧・動脈硬化を防ぐとされています。ちなみに、脂肪を燃焼させる成分も含まれているので、肥満の予防・改善への効果も期待できます。
感染症予防
ノニに含まれる「ビタミンC」は血液中の白血球をサポートする働きがあり、体内に侵入してきた細菌・ウイルスを撃退してくれます。「ビタミンC」そのものも、細菌・ウイルスに対抗する効果があるので、より強力な感染予防に繋がります。
「プロキセロニン」は、人間が持つ自然治癒力を高める効果があり、免疫力の向上へと繋がっています。そのため風邪などの感染症を予防し、病気の回復を早める効果があるといわれているのです。
美白・美肌効果
シミ・そばかすの原因となるメラニン色素は、アミノ酸の一種である「チロシン」からつくられているといわれています。この「チロシン」を生成するのが「チロシナーゼ」という成分です。「ビタミンC」は、この「チロシナーゼ」働きを抑えます。
そのためメラニン色素の沈着を防ぎ、シミ・そばかすの予防に繋がると考えられています。また「ビタミンC」には、メラニン色素を素早く分解する効果もあります。「ビタミンC」は、日焼けしてしまった肌を素早くもとに戻す働きもあるのです。
「亜鉛」・「プロキセロニン」には、新陳代謝を活発にする働きがあるので、肌のターンオーバーを正常に導き、美しい肌へと生まれ変わらせてくれます。
ストレスの緩和
「ビタミンC」には、副腎皮質ホルモン・ドーパミン・GABAなどの合成をサポートする働きがあります。さらに、「スコポレチン」・「テルペン」には精神状態を安定させる働きが期待されています。
そのため、ノニにはストレスを和らげたり、イライラを鎮めたりと精神状態を安定させる働きがあるといわれています。
むくみの予防・改善
ノニに含まれる「カリウム」には、体内の余分な水分を排出してくれる効果があります。むくみは、細胞に余分な水分が溜まってしまうことで起こります。そこで、体内の余分な水分を排出してくれる「カリウム」は、むくみ解消の救世主となってくれるのです。
炎症を抑制する
ノニに含まれる「スコポチレン」・「プロキセロニン」・「モリンジン」などには、強力な抗菌作用があります。この抗菌作用が、体内の炎症を抑えてくれるといわれています。さらに「スコポチレン」には鎮静作用があるとされており、抗ヒスタミン剤として使われています。
ノニを摂取するときの注意点
妊娠中の方・母乳授乳期の方の安全性については、充分な情報がないため注意が必要と思われます。「カリウム」が多く含まれているため、腎臓病の方も注意が必要です。
腎臓病を患っている方がノニジュースを飲んだのちに、血液中のカリウム値が高くなったという報告もあるとのことです。さまざまな薬との飲み合わせについては、医師・薬剤師に相談の上、体調を見て摂取するようにしましょう。
ノニ茶の味
気になるノニ茶の味ですが、「紅茶やウーロン茶の味」と同じようで、意外と飲みやすいという声が多いです。ノニジュースよりノニ茶のほうが飲みやすいようです。
飲みにくいと感じる場合は、ほかのお茶とブレンドしてみたり、薄めて飲んでみたりすると良いと思われます。
ノニ茶のカフェインについて
ノニ茶にはカフェインは含まれていません。カフェインが苦手な方でも飲むことができます。
沖縄のノニについて
ノニは日本では、沖縄の八重山諸島などで見ることができます。ノニは沖縄では「ヤエヤマアオキ」などと呼ばれているとのことです。
沖縄にノニが来たのは、強い生命力を持つノニの種子が、海流にのって東南アジアや沖縄に漂着し、自生するようになったといわれています。沖縄では琉球王朝時代から、ノニを薬品や染料に利用していました。
昔は特有の臭いがあるので、食用としては使われていなかったとのことです。近年になり、高い栄養価が注目されるようになり、健康食品として利用されるようになっていきました。
ノニの利用方法
ノニは果実を絞ってジュースが作られたり、サプリメントなどに加工されたりして利用されています。生の果実も食べることがありますが、ノニ特有の臭いと味があるために、あまり好まれてはいないようです。
ノニをアルコールに浸けて薬用酒と利用されることもあります。ノニ酒は、筋肉痛に効果があるとされています。ほかにもノニをお茶にしたり、新鮮な葉を野菜代わりに食べたりすることもあるようです。
「神様からの贈り物」と呼ばれる貴重なハーブ
日本でも昨今ではその薬効が注目されつつありますが、ポリネシア地域の人々にとっては古くから貴重な果実でした。ポリネシア地域の人々は、何千年も前から「神様からの贈り物」と呼ぶほど、素晴らしい薬効が含まれていることに注目していました。
ノニは果実だけでなく、葉や根茎にも健康効果が秘められています。その薬効に早くから気がついていたポリネシア地域の人々には驚かされますね。
まとめ
ノニには、美容・健康に関する多くの成分が含まれていることがわかっています。ノニを摂取するだけで、生活習慣病・がん・肥満などが予防でき、肌の改善にも役立つのは嬉しい効果です。年を重ねると、薬が欠かせなくなってきます。
ノニのような自然の薬効で、少しで体調が改善されればこれほど嬉しいことはありません。心にも身体も健康になれる「ノニ」。新しい健康習慣を続けてみてはいかがでしょうか。